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海藻の色のひみつ②

2019.07.30 / 健康・美容

前回の記事では、海藻の色のひみつについて、太陽光と海の深さのご説明をさせていただきました。

今回は、海藻の色素の性質についてご紹介していきます!

海藻の色

海藻の色素について

陸上の植物や海藻の中には、光合成をするためにクロロフィルaという色素が含まれています。

このクロロフィルaは赤系と青系の光を吸収します。

陸上の植物はクロロフィルaの働きが強いので、赤系と青系の光を吸収し光合成をしており、残った緑色は吸収されず反射することで陸上の生物は緑に見えるのです。

そして、浅瀬に生息するアオサなどの緑藻類は、陸上の生物と似ているので、緑色なのです。

褐藻類は、クロロフィルa以外に青緑色を吸収するフコキサンチンという色素を持っています。

ちなみにフコキサンチンは橙色をしています。

青緑色は、緑色の次に海の深いところまで届く光ですから、この青緑色の光を吸収できる褐藻類は、緑藻類より深いところに生息することが出来るのです。

この褐藻類は、緑色・橙色・黄色・赤色の光を吸収しないので、褐色をしています。

昆布やわかめは、褐藻類の仲間です。

ちなみに、生きている時は褐色なのですが、熱をかけるとフコキサンチンとつながりが切れてしまい、青緑色の色素が優勢になるので緑色に見えるんです。

そして、もっとも深いところで生息が出来る海藻は、緑色の光をよく吸収できる海藻だけなのです。

そのためトサカノリなどの赤色の紅藻類が分布しているのです。

赤色は緑色を吸収しますからね。

紅藻類は、クロロフィルa以外に、緑色の光を吸収するフィコエリスリンという色素を持っています。

この色素は、赤色の光を吸収できないため赤色に見えます。

ただし、同じ紅藻類でも、浅い海に生息している海藻もいます。

それが海苔の仲間です。

海苔の仲間は、緑を吸収するフィコエリスリン以外にもフィコシアニンという赤を吸収する色素も持っています。

つまり海苔は、青から赤に至るまで、多くの色素を持っているので、黒っぽい色をしているのです。

(黒色はより多くの光を吸収しやすい色です)

海藻も光合成をしないと生きていけません。

少しでも多く光を吸収しなければならないことを考えると、なぜ海藻が、黒、茶、赤、緑、などに分かれているのか・・・答えが出て来ましたね。

つまり、海藻の色の違いは、それぞれの水深に届く光をもっとも多く吸収できる色に進化した結果だったのですね。

海面に近いところで生息している海藻は、光のほぼ全部の色を吸収することで黒色が多くなります。

水深が浅いところでは、赤色と青色の光を吸収しやすくするため、緑色や黒色に近い色になり、水深が深いところの海草は緑色の光を吸収しやすくするために赤色の海藻が多くなるのです。

緑藻類、褐藻類、紅藻類などの藻類の種類が色の名前で分類されていても、海面に近い海藻は、赤色と青色の光を吸収しやすくするために緑や黒に近い色になり、海深くに生息している海藻は、青緑色や緑色の光を吸収しやすくするために赤色や茶色が多くなります。

これが海藻にいろんな色が存在する理由なのです。

緑藻類、褐藻類、紅藻類と海藻が、色によって分類されていると誤解されやすいのですが、太陽の光が届く海の深さによって、同じ緑藻類、褐藻類、紅藻類であっても全く違う色の海藻が存在するという事が分かりましたね。

皆様の普段の食卓に並ぶ海藻は、どんな色をしていますか?

色のひみつを知れたことで、いつもと違った見方が出来ますね。


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