2019.07.24 / 健康・美容
日本で古くから食べられている海藻は、カロリーが低く、旨みのある出汁が出て美味しいので老若男女を問わずとても人気の食べ物ですね。
そんな海藻には水溶性食物繊維という栄養素が豊富に含まれているのです。
さてここで、水溶性食物繊維とは何だろう?と、その存在をあまり知らない方のために、少し解説をしていきますね。
水溶性食物繊維とは、アカモクやわかめ、昆布などのネバネバした部分の、「フコイダン」や「アルギン酸」と呼ばれるものです。
この水溶性食物繊維はよく耳にする食物繊維とどう違うかというと、水溶性食物繊維は食物繊維というカテゴリーの中でも「水に溶ける特性を持つ水溶性の総称」なのです。
これは胃腸にとどまりやすいため、お腹が空くのを防ぐ働きがあるといわれています。
なので食事量を控えたいと感じている方は、低カロリーで腹持ちのいいアカモクやわかめなどの海藻がおすすめです。
では食物繊維はそもそも何なのでしょうか?
食物繊維とは、人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体と定義されている栄養素。
以前は食べ物のカスとしてあまり重要視されておりませんでしたが、食物繊維がもつ働きが明らかになるにつれて、五大栄養素に次ぐ第六の栄養素としてその存在価値が見直されています。
そしてこの食物繊維のうちに不溶性食物繊維というものがあり、こちらはその名の通り水に溶けない食物繊維なので、水溶性食物繊維とは異なっておりこの2種類の食物繊維に大きく分かれているのです。
この不溶性食物繊維もおなかの調子を整えたり糖質の吸収をおさえる働きがあると期待されています。
しかしこの食物繊維ですが、残念ながら現代の日本人においては摂取量の不足が指摘されています。
なかでも水溶性食物繊維の摂取量が少なく、目標の3/1程度しか取れていないのです。
食物繊維の力を役立てるには、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のどちらか一方だけではなく、両方をバランスよく摂取する必要があります。
不溶性食物繊維・・・野菜、豆類、果物、殻類
水溶性食物繊維・・・アカモクなどの海藻、こんにゃく、果物、大麦
意外にも身近な食材に含まれています。
いつもの食事にプラスして、バランスよく食物繊維を摂取しながらいつまでも元気に過ごしたいですね。
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