2020.02.27 / 健康・美容
毎日、新型コロナウィルスの報道が続き、マスクの品切れなど、何かと不安を感じる方が増えています。ウィルスに負けない身体をつくるためにも、免疫力を高め、不安な要素を減らしましょう。
近年、免疫力を高めるために、腸が重要な働きをしているという研究がすすんでいます。
腸は、口から食べた食べ物を消化・吸収する場所のため、体内に入ってきた食品と共にウイルスや病原菌などが侵入してくるリスクが高い場所でもあります。そのため、腸の壁の内側には、免疫をつかさどっている免疫細胞が集中しており、体全体の免疫細胞の約7割が腸に集まっているといわれます。
さらに、小腸の壁に存在するパイエル板では、免疫細胞に体に有害な異物を学習させ、学習した免疫細胞は腸だけでなく、血液の流れに乗って体中に運ばれて、病原菌やウイルスを攻撃します。
そのため、免疫力を高めるためには、腸の環境を改善し、その働きを活発にすることが大切です。
1)栄養バランスの良い食事をこころがける
2)規則正しく食事をとる
3)発酵食品、オリゴ糖 、食物繊維、 を積極的にとる
※発酵食品(善玉菌を増やす)
※オリゴ糖(善玉菌のエサ)
※食物繊維
■水溶性食物繊維⇒食後の血糖値の急激な上昇の抑制、コレステロールの吸収を抑制。
■不溶性食物繊維⇒大腸の蠕動運動を促す。
1)タンパク質
2)ビタミン(ビタミンC,A,E)
3)ミネラル(亜鉛やセレン、銅、マンガン)
4)ポリフェノール
5)βカロテン
アカモクには、水溶性食物繊維、ミネラルも豊富。普段の食事に追加するだけで、栄養バランスを整える頼れる脇役です。
病気にかからないようにするため、免疫力を高めるためには、腸が元気なことはもちろん、適度な運動と休息も重要です。軽く汗をかく程度の運動をすることで、睡眠の質もよくなると言われます。食事・運動・休養のバランスも大切にしましょう!
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