ネバネバ はアカモクの大きな特徴のひとつです。アカモク以外の海藻類である、もずく、わかめ、めかぶ、昆布などにもネバネバ成分は含まれています。

納豆や山芋などネバネバしたものは栄養価が高いと言いますよね？

そんなアカモクの「ネバネバ」の正体って一体なんなのでしょうか？

これがアカモクのネバネバの正体！？

ずばり、これがフコイダン！

フコイダンとは、前述した、もずく、わかめ、めかぶ、昆布など海藻のネバネバした成分に多く含まれる食物繊維です。

海藻が砂などで傷ついてしまった部分を修復したりする大切な成分です。このフコイダンは、摂取することにより人間の防衛機能を回復されるなど、現代人の健康には欠かせない機能を向上させる効果が学会で発表されています。

ところで食物繊維ってなんだっけ？

アカモクのネバネバ、フコイダンが食物繊維の一種と聞いて、ピンと来ない方もいらっしゃるのではないでしょうか？

「食物繊維が豊富な食べ物といえば？」と街頭アンケートをすると、多くの人が、お芋やキャベツや雑穀米を挙げるはず。

そんな 固体の繊維質 と 液体のネバネバ が同じ「食物繊維」というと、ちょっと不思議な気もしますが、これにも理由があるのです。

実は、食物繊維には「不溶性」と「水溶性」があり、それぞれ働きが違うんです！

比べてみるとこんな感じです。

不溶性食物繊維

• 成熟した野菜に多く含まれる
• 胃や腸で水分を吸収して膨らみ、腸を刺激して便通を促す
• 繊維状でよく噛む必要があるので、食べすぎを防いだり、あごの発育を促す

水溶性食物繊維

• 果物や海藻に多く含まれる
• 消化器内をゆっくり移動するので空腹感を感じにくい
• 胆汁酸やコレステロールを吸着し、体外に排出する

ちなみにフコイダンは「水溶性」の食物繊維の一種です。

フコイダン自体の働きも興味深いですが、水溶性食物繊維の働きからも目が離せません！

そして、アカモクは、フコイダンの含有量がもずくやわかめ、めかぶ、昆布など他の食材より豊富。あらたに注目を浴びる理由のひとつなんです。

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