最近、食物繊維やビタミンを豊富に摂取するためにグリーンスムージーを飲む方が多いと思います。

もちろん悪いことではありませんが、実は普通に食事として摂るほうが効率よく体内に吸収させるそうなんです！

食事として摂ったほうが良い理由

人は噛むことで唾液が出て、その唾液に含まれる酵素が栄養を分解し消化吸収されます。

さらに消化を助ける胃液が出ることで、体への吸収が高まります。

スムージーは手軽ですが、この“噛む”という動作がないことで体への吸収率は食事よりも劣ってしまうらしいのです。

女性は特に美肌や便秘解消のため食物繊維を気にされて、スムージーを飲まれる方も多いかと思います。

スムージーもいいですが、食物繊維が豊富なアカモクを“噛んで食べて”効率よく体内へ吸収してみてはいかがですか？

さらに“噛む”ことは消化を助けるだけではなく、脳の運動や感覚を司る部分や記憶に関わる小脳の活性化が起こったという実験結果も出ているそうです。

食事を摂る時に感じる食べ物の温かさやにおいなどの五感は、海馬（かいば）という部分に送られ短期的に保存されます。

海馬（かいば）は、年齢とともに委縮し機能が衰え記憶力が低下していきますが、“噛む”ことで海馬（かいば）を活性化することができますので、認知症予防に注目されています。

“噛む”ということは、栄養面だけでなく脳にもいいなんて驚きですよね！？

噛みたいけど堅いものは噛めないというご年配の方でも、アカモクは粘り気がありすごく食べやすい食材ですので、ぜひ“噛んで食べて”効率よく体内へ吸収するだけでなく、脳の活性化に役立てていただきたいです！！

 

[栄養はあくまで食事から！！①は こちら ]

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♦参考文献♦

• 「おいしく健康をつくる　あたらしい栄養学」吉田企世子・松田早苗　監修（高橋書店）
• 「栄養の基本がわかる図解辞典」中村丁次監修（成美堂出版）
• 「噛むチカラを、みんなのチカラに。噛むこと情報サイト　噛むこと研究室」