2019.07.30 / 健康・美容
皆さんご存じの通り、海藻には緑色・赤色・茶色といろんな種類がありますよね。
同じ海藻でも、なぜ種類によってこんなに様々な色があるのでしょうか?
今回は海藻の色のひみつに迫ります!
先ず海藻には、緑藻類・褐藻類・紅藻類という大きく3つのグループに分類されています。
各グループに、緑色・褐色・紅色の文字があるため、海藻は色で分類される生物だと誤解している方もいるのではないでしょうか。
でも実は、緑藻類でも赤色や褐色がの海藻があったり、褐藻類なのに褐色には見えない海藻があったり、紅藻類なのに赤色ではない海藻があったりとさまざまなんです。
なので、海藻は色によって分類されている訳では無いのですね。
ではいろいろな色の海藻が生息している理由、それには何なのでしょうか?
実は、こんな関係があったのです!
つまり、海藻の色で海の深いところに生息していたのか、海の浅いところに生息していたのかが、おおよそ検討がつきますね!
海藻の色のひみつ、それは太陽の光の色と海の深さ、そして海藻に含まれている色素にあるのです。
太陽の光というと、プリズムを使った理科の実験が有名ですね。
6色の光に分かれています。
紫、青、緑、黄、橙、赤の6色です。
※本来はもっと分けられるのですが、今回は分かりやすく6色とします
この太陽光が海の中を進むと、先ず海の上層で紫色・赤色・橙色が吸収され、青色は海に吸収されず、バラバラに散っていきます。
ちなみに、海が青いのは青色だけが吸収されず、海の上層でバラバラに散乱されるからなのです。
さらに水深が深くなると黄色が吸収されてしまいます。
そして最後に緑色が残ります。
つまり、海の下層まで届く光は緑色だけなのです!
海藻は光合成をしますが、海藻は海の深いところまで生息しています。
そのため、海の深いところで生きていくためには、最後に残った緑色の光を吸収しなくてはならないのです。
今回は太陽光と海の深さについてご説明させていただきましたので、次回は海藻の色素の性質についてご紹介します!
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