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2019.04.30 / 健康・美容
アカモクなどの海藻類は、昔の日本人は好んで食べた食材の1つです。アカモクはミネラルやビタミンKなど栄養が豊富で、生活習慣病予防にも超オススメの食材です。
しかし・・・現代人の食生活はコンビニエンスストアのお弁当やレトルト食品、スーパーのお惣菜やファーストフードなど高カロリーで偏った食事の方も多いようです。
ぽっこりとしたお腹、血圧が高め・・・そんな方は食生活を振り返って、アカモクを食べてみませんか？
目次
日本人は欧米諸国に比べ骨粗鬆症になる率が低い国として密かに知られています。それは、日本人の食事スタイルによるもの。
骨粗鬆症というと、お年寄りの方がなる病気というイメージがありますが、近年では若い人に骨粗鬆症予備軍がどんどん増えています。
それは、カルシウムとビタミンK不足によるものです。
女性の場合、閉経すると、女性ホルモンがほとんど分泌されなくなり、骨や肌、髪の新陳代謝がどんどん乱れてくるため骨粗鬆症になりやすくなります。TVCMなどでも【いつの間にか骨折 】という言葉、聞いたことがあるのではないでしょうか。
骨粗鬆症は、骨がもろく、スカスカの状態になる状態です。日本人は一昔前までは、世界一カルシウムを摂取している国と言われていました。しかし、毎年政府が行う「国民健康栄養調査」では、1日に必要なカルシウム量をほとんどの年齢層が摂れていないことがわかっています。
カルシウムが不足すると、骨粗鬆症だけではなく、認知症や高血圧、関節症を招いてしまいます。
カルシウムが多く含まれるのが牛乳。子供時代にはよく「身長を伸ばしたかったら牛乳を飲みなさい！」「牛乳は健康にいいんだから！」と言われていました。カルシウムを摂れば骨が強く背が伸びると信じられていたからこそですよね。
確かに牛乳はカルシウムを多く含む食品で、安価で購入でき、いつでも冷蔵庫に入っているもの。
ところが、カルシウムは吸収率が悪い栄養素で、体内での吸収率は食材ごとに違いがあります。摂取した量の中でも、牛乳のカルシウム吸収率は約40％、小魚は約33％、野菜類は約19％と言われています。
できるだけカルシウムの吸収率を高くして骨を丈夫に強くしたいものですよね。実は、食べ合わせを工夫することでカルシウムの吸収率を上げることができるのです。
カルシウムは、マグネシウム、ビタミンD、タミンCと一緒に食べることで吸収率を上げることができます。これらを多く含む食材は豆腐、ピーナッツ、まいたけ、キウイ、サツマイモなどですが、すべてのものを毎日摂り続けるのは大変ですよね。
実はカルシウムの吸収率を上げるためには、アカモクが非常に適しています。
アカモクにはカルシウムがもちろん豊富に含まれていますが、カルシウムの吸収率をアップするマグネシウムも豊富に含まれているので1日1回の食事に摂り入れるだけで、カルシウムの吸収率がグン！とアップするのです。
カルシウムの吸収率が上がれば、慢性的なカルシウム不足によって引き起こされやすくなる骨粗鬆症や高血圧、認知障害、関節症などの予防にもなります。
アカモクは100gで19kcalと非常にカロリーが低い上に、強い粘りがあるため、食べた食材と結合し満腹感も得られやすくなります。ダイエットにも効果的ですよね。
でも、それだけではないのです。
認知症予防に良いと言われるDHAやEPAも豊富に含まれているんですよ！
認知症予防にはDHA、EPAが良いと近年言われていますね。このDHA、EPAはオメガ3脂肪酸と呼ばれているものです。認知症の中でも脳血管性の認知症予防になるとされる栄養素です。
脳血管性の認知症とは、脳梗塞などによって起こる認知症です。
オメガ3脂肪酸は青魚に多く含まれ、アジ、イワシ、サバ、さんまに多く含まれています。これも、一昔前の日本人は多く食べていた食材ですよね。
しかし、これらの青魚は小骨が多いため高齢者にとっては食べにくく、また焼いてみれば部屋中に青魚のニオイが漂うことになってしまい、毎日食べ続けるのは意外と大変なものなんですね。
このDHAとEPA、アカモクにも豊富に含まれているんです。あまり魚を食べない方や小骨を取るのが大変な小さいお子さんやお年寄りでもアカモクなら、毎日手軽に食事に摂り入れることができます。
アカモクはお味噌汁や納豆に入れるだけで、簡単に毎日認知症予防できる食材なのです。
コンビニのお弁当、スーパーのお惣菜、ファーストフード・・などは、添加物満載の食材です。
添加物の多い食事を続けていると、大きな健康被害を受ける不安が生じてきます。一部の食品添加物は発がん性物質や毒性遺伝などの恐れがあるといわれています。
例えば、レトルト食品に含まれることの多いリン酸塩は、食感を良くして美味しそうに見える色付けをする添加物で、様々な加工食品に使われているのですが、リン酸塩を多く摂り続けているとカルシウムの吸収が阻害され、骨粗鬆症や腎機能の低下、甲状腺機能に悪影響を及ぼす危険性があるのです。
また、何年か前から「すぐにキレる子供」や「アレルギー持ちの子供」が増えたと言われていますが、それらの原因も添加物によるものだ、と主張している方もいます。
確かに、アレルギーを持つお子さんは昔に比べて増えた印象はあります。
添加物を一切摂らない食生活、というのは現在の日本では非常に難しいことかもしれません。
となれば、添加物の含まれる食材を減らしながら、少しでも体に良いものを摂ることが大切です。
アカモクは食物繊維やビタミンK、ヨウ素などの栄養素が豊富に含まれ、アレルギーの1つである花粉症にも効果がある、とテレビで放送されたほどです。
実際、春になると鼻炎薬が手放せなかった方が薬がなくても過ごせるようになったという方も。もちろん、すべてアカモクのおかげだ、とは言えませんが、体に悪いものは減らし、体に良いものを摂り入れるだけで、体は喜んでくれるはずです。
アカモクは海で摂れる海藻の1つで、天然ものです。DHAやEPAが豊富に含まれ、魚が苦手な方でも手軽に食べ続けることができます。
食物繊維も豊富なので、ぽっこりお腹が気になる方にもオススメです。
お子さんの成長に、お母さん、お父さんの生活習慣病予防に、おじいちゃん、おばあちゃんの認知症、骨粗鬆症予防にご家族全員で食べて健康生活を摂り入れてみませんか？
