2019.09.05 / 健康・美容
以前、別の記事で、私たち日本人にとって、海藻は、縄文時代にはすでに身近な存在であったことはお伝えしました。
[ 参考:日本人と海藻の関係史① ]
海藻食の長い歴史を持つ日本人ですが、最近「海藻離れ」をしているという話もあります。
これは本当なのでしょうか?
農林水産省の統計によると、1人あたりの1日の海藻消費量は、平成28年では2.5gだそうです。
一方、今から25年前の平成6年は1人あたりの1日の海藻消費量は4.2g。
平成6年の数値と比べると、平成28年の数値は40%減少しています。
なお、農林水産省の定めた1人あたりの1日の海藻の消費の目標量は3.5g(乾燥重量)なんだそうです。この目標値も平成6年の数値を下回っていますので、やはり日本人は「海藻離れ」しているといえそうです。
「海藻離れ」の原因のひとつと言われているのは、「洋食化」です。
朝食で海藻の入ったお味噌汁が出てくる風景、味付け海苔でご飯を巻いて食べる風景。
なんとなく「懐かしい」印象を受けませんか?
最近の若い人は、海藻をどう料理したら良いかわからない…という人も一部でいるそうです。
これは「海藻離れ」で食べる機会が減って調理することがなくなったことが理由なのか、それとも、調理方法がわからないから「海藻離れ」になったのか…。
海藻類は一般に、ミネラルが豊富な食材。
もちろん、野菜など、海藻以外にもミネラルは含まれるのですが、海藻に含まれるミネラルは種類も量も多いそうです。
それは、陸上のミネラルも川に溶け出して海に流れ込んでいるから。
ミネラルはもともと身体で作り出すことができないものなので、海藻を食事で取り入れることは身体に良いことなのです。
[ 参考:アカモクはミネラルも豊富 ]
一般に洋食に海藻は合わないと思われがちですが、そんなことはありません。
アカモクは、味の主張が少ないので、ハンバーグや餃子など、和食以外にもしっかり合うのです!
[ 参考:お酒に合う!アカモクのおつまみ♪ ]
ちなみに最近、一部の外国では、健康志向が高まって、海藻をSea Vegetable(海の野菜)として料理に取り入れることも出てきたそうです。 近い将来、Sea Vegetableを使った洋食が逆輸入される日が来るのかもしれませんね…!
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